安倍晋三代議士銃撃に抗議し政治的・社会的活動の自由を希求する声明本日、衆議院議員で元内閣総理大臣の安倍晋三代議士が、政治活動中に銃撃され死亡した。ここに哀悼の意を表するとともに、銃撃という蛮行に対し厳重に抗議する。 日本国憲法第１９条「思想・良心の自由」ならびに第２１条「集会・結社・表現の自由」に基づき、すべての政党・団体・個人は政治的・社会的活動の自由が保障されなければならない。このことは身分や政治的立場の如何によるものではなく、こうした自由が暴力により脅かされる社会であっては、民主主義社会を維持することは不可能である。政治活動中の代議士に対する暴力は民主主義の根幹を破壊する行為であり、断じて許されない。 首相経験者が襲撃され死に至る事件は戦前までさかのぼるが、当時蔓延したそうした政治テロの矛先は労働組合にも向けられていたことを想起する。また現代にあっても、政治的・社会的活動や表現行為に対する暴行・脅迫・破壊といった行為が、政党・代議士に対しても他の団体・市民に対しても発生している。そうした事象と今回の銃撃は陸続きのものであり、現状を深く憂慮する。 私たちは暴力を排斥し、すべての政党・団体・個人が言論による政治的・社会的活動を安全かつ自由に展開できる社会を強く希求し、ここに広く訴える。 ２０２２年７月８日
学校事務職員労働組合神奈川執行委員会
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